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23 . October


滋賀銀行と、池田泉州銀行を傘下に持つ池田泉州ホールディングスが、経営統合に向けて調整していることが分かった。実現すれば総資産は14兆円を超え、関西最大級の地方銀行グループが誕生する。

今回の特徴は、銀行そのものをすぐに合併するのではなく、新たな持株会社の下に両行が入る方向で検討されている点だ。そのため、一般利用者にとっては、口座や支店、キャッシュカードなどが突然大きく変わる可能性は低い。

一方で、銀行内部ではかなり大きな意味を持つ。滋賀銀行は滋賀・京都、池田泉州銀行は大阪・兵庫を主な営業基盤としており、店舗網の重複が比較的少ない。単純な店舗削減よりも、両行の顧客基盤を相互に活用できる効果の方が大きそうだ。

滋賀の企業が大阪へ進出する際に池田泉州のネットワークを使い、大阪企業が滋賀や京都へ展開する際には滋賀銀行が支援する。融資だけでなく、M&Aや事業承継、販路開拓などでも相乗効果が期待できる。

地銀の統合自体は珍しくないが、今回は単なる経費削減ではなく、関西一円を広くカバーする金融グループをつくる意味合いが強い。今後はシステムやATM、アプリなどをどこまで共通化していくのか、さらに将来、銀行そのものの合併まで進むのかにも注目したい。

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